週末株式会社です。
ロシアによるウクライナ侵攻が
始まってから11ヶ月がたちました。
「ルビコン川を渡る」という表現は、
後戻りのきかない道へと歩み出す、
その決断を下すことを意味する。
ルビコン川自体は、
大した障害ではないようです。
アペニン山脈に水源を発して
東に流れ下る
イタリアの小さな川で、
リミニとチェゼーナの間を
通ってアドリア海に注いでいます。
これまで、ウクライナへの武器供与に
消極的だったドイツが
レオパルド2の供与を決定しました。
M1エイブラムスの供与を
発表しました。
ドイツの煮え切らない態度を
後押しする目的もあって
アメリカは、M1エイブラムスの
供与を発表したようです。
M1エイブラムスは、
ガスタービンエンジンのため
ジェット燃料を必要とするようです。
ウクライナでジェット燃料を
供給するためには、
それにあったインフラも
届けなくてはなりません。
それよりも
レオパルド2のほうが
ウクライナではかなり
扱いやすいということのようです。
今のウクライナで
M1エイブラムスを運用するのは
もしかすると大変なことかもしれません。
供与することは、
ロシアとの対立の中で、
後戻りできない決定なのかもしれません。
ロシア人を憎むわけではなく、
今回の戦争は、ウクライナが
被害者と思えます。
一刻も早く、この戦争を終わらせ
多くの人の命を救うためには、
西側陣営の武器供与が必要です。
今の日本が何もできないことに
忸怩たる思いです。
日本もいつかは
「ルビコン川」を渡らなくては
いけない日が来るのだと思います。
では、よい投資を。