週末株式会社です。
米国株投資は米ドル建で株式を
購入するので、
米国株投資には「為替リスク」があります。
投資した米国株が上昇したとしても、
為替が円高に振れていれば、
資産は目減りすることになります。
例えば、1ドル100円で10万円を両替した後、
150ドルで6株(9万円分)購入します。
その後、この株は10%値上がりしますが、
円高が1ドル90円まで進んだところで売却します。
すると、
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(購入時)
150ドル×6株=900ドル
900ドル=90,000円(1ドル100円)
損益 90,000円+10,000円=100,000円
(売却時)
165ドル×6株=990ドル
990ドル=89,100円(1ドル90円)
損益89,100円+10,000円=99,100円
(合計)
99,100円-100,000円=-900円
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と900円のマイナスになってしまいます。
為替が円高に進んだことで、
保有株式の値上がり益が
目減りしてしまいました。
結果として、
元本を割り込んだ損益となっています。
現在、ドル円相場は、円安です。
さらに円安が進めば、
株価に関係なく含み益が大きくなります。
しかし、円高に進むと、
含み益は小さくなり、
円高がさらに進むと
含み益が無くなり、
最悪含み損になってしまいます。
米国株を1000万円保有していて、
ドル円相場が3円円高になると、
約2%に相当するので、
20万円残高が減少します。
ドル円相場が、3円動くことは稀なことですが、
無いわけではありません。
オルカンであっても、
その内訳の60%は米国株です。
どのように運用しているかは分かりませんが、
為替の影響はあると思います。
では、よい投資を。
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Weekend Inc.
Investing in U.S. stocks involves "currency risk" because stocks are purchased in U.S. dollars.
So, good investing.
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