週末株式会社

60歳FIREを目指して,米国株や不動産で資産を築きたい

全員が少しずつ貧しくなっているのかもしれない

週末株式会社です。

中学校総合体育大会にて

中学生の総合体育大会の応援に来ています。

知り合いから娘が出るので来てね。

と言っていただきました。

最近の体育館は、エアコン完備なので

リラックスして観戦できます。

 

さて、部活動の地域移行が

話題になっています。

週末株式会社は、縁あって

何度か中学校にお邪魔させて

いただく機会があります。

 

中学校の先生方は、

本当によく働きます。

常に生徒と一緒に活動されています。

学校に来たら、休む時間は無いという

タイムスケジュールではないでしょうか。

 

よく給食を食べているじゃないかと

言われますが、誤解です。

生徒と一緒に給食を食べていますが、

食育指導の時間で、

休憩でも昼休みでもなく、

れっきとした勤務時間なんだそうです。

 

10年以上前、部活動のことが

話題に上がっても、試合の勝ち負け、

もっと練習して、そして体罰が

話題の中心だったのではないでしょうか。

 

それが新型コロナ感染症の流行以降、

部活動の地域移行が話題の中心となりました。

 

貧しさと部活動に何が関連するのか?

自分たちの世代が中学生の頃、

豊かではなかったが、

自由な時間が、中学生にも

大人にもあったような気がします。

 

部活動も生徒だけで、

日頃の練習は行っていました。

サボりながらの練習ではありました。

時々顧問の先生が来ると、

厳しい練習を行いました。

大会の時には、生徒だけで

ウォーミングアップをして

競技に参加。

顧問の先生はずっと

競技役員だった気がします。

 

当時の部活動顧問の先生は、

大きな農家の息子さんです。

奥様もいらっしゃって家のことを

守られていたそうです。

毎週土曜日は練習。

上位進出の部員は、

日曜日に強化練習会に参加。

もちろん顧問も一緒でした。

県外での合宿もありました。

夏休み中に学校に泊まっての

合宿もありました。

お盆期間中、練習は休みでしたが、

元旦の大会に出場するため、

春休みは、元旦まで休みなく部活動出ました。

 

こんな働き方をできたのは、

実家が裕福で、給与も多かったのでしょう。

また、大きな大会の競技役員や

大会役員を行うとなにがしらの

見返りがあったのではないでしょうか?

 

しかし、近年の学校現場では、

管轄の教育委員会からの締め付けが強く

経費の削減、元々予算がない状況での

行事やイベントの実施があるようです。

 

顧問の先生方は、お弁当がでる程度で、

用具や審判服、現地までの交通費も自腹で

競技役員や引率をしているそうです。

 

大会本部からは、お弁当が出る程度で

金銭的な見返りはほとんどありません。

1試合審判を行って、

500円から1000円程度だそうです。

試合時間にもよりますが、

地域の最低賃金を下回っています。

 

何か大きな金額、

例えば、2000円から5000円程度の

審判料も認められないとのことです。

 

大きな金額をいただくと、

保護者や教育委員会に説明を

求められるとか。

5000円程度の金額で

あれこれ説明しなければならないのは、

金額に対する必要性が求められるからで、

こうした金額に目を光らせている方々が

かなりいるということではないでしょうか。

 

大きな資産を築くためには、

どんぶり勘定のようなものではなく、

小さな出費にも目を配らなくてはなりません。

これはあくまで自分の財布のことでは

ないでしょうか?

 

部活動顧問のような、

ほとんどボランティアで

請け負ってくださる方の

財布まで事細かに注文をつけるのは、

日本全国が貧しくなって、

自分を守るために、

他人を攻撃するように変わってしまって

いるのではないかと考えます。

 

 

 

 

一方で、ノブレス・オブリージュという

    (noblesse oblige)

言葉があります。

 

19世紀にフランスで生まれた言葉で、「noblesse(貴族)」と

「obliger(義務を負わせる)」を合成して

作られた言葉です。

財力、権力、社会的地位の保持には

責任が伴うことをさしています。

 

身分の高い者はそれに応じて

果たさねばならぬ社会的責任と

義務があるという、

欧米社会に浸透する

基本的な道徳観であす。

 

法的義務や責任ではないが、

自己の利益を優先することの

ないような行動を促す、

社会の心理的規範となっています。

日本ではどうでしょうか?

 

では、よい投資を。

 

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Weekend Inc.

In the explanation of "poverty dulls the mind," it is written that when one is poor, one's nature and even the workings of one's mind become dull.
It is also written that poverty will make any person have a miserable heart.
So, good investing.

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