週末株式会社です。

秋保温泉にて
週末株式会社、
投資を始めてから10年になります。
平日は、「モーニングサテライト」を
視聴して、情報を得ています。
それでも、正直今だにわからない
用語がたくさんあります。
「日経平均
『利益確定売りに押されて反落しました』」
という表現は、新聞・ニュースや証券レポートで
よく使われる相場の見出し/状況説明です。
これを理解するには「利益確定売り」と「反落」
の意味を押さえる必要があります。
利益確定売り(りえきかくていうり)
保有している株式などの資産が値上がりして
「含み益(まだ実現していない利益)」が
出ている状態のとき、
その利益を確定させるために売却すること。
→ 証券用語で「利食い売り」とも呼ばれます。
相場が上昇してきた後、
ある時点で「そろそろ利益を取っておこう」と
考える投資家が売りに出る行動です。
反落(はんらく)
「反(反動の反)+落(下がる)」という
言葉通り、
「高値や上昇の流れから反発して下がること」を
指します。
相場では、
「前日まで上がっていたが、
その反動で下落に転じた」ような場面を
「反落した」と表現します。
意味をつなげて理解すると、
「利益確定売りに押されて反落しました」という文言を分解。
利益確定売りに押されて
 → 多くの投資家が、株価上昇によって得られた含み益を確定させようとして売りを出している(=利食い売りが出ている)
 → その売り圧力が相場を押す力になっている
反落しました
 → その売り圧力によって、上昇していた日経平均が下がってしまった
つまり、株価が上がっていたところに「もう十分利益を得たから売っておこう」という動きが出て、相場全体に売りが波及し、株価(この場合は日経平均)が上げ止まり、そして下落に転じた、という意味になります。
なぜこういう動きが起きるか、
こうした動きが起きるには、
いくつかの典型的な要因があります。
相場がかなり上昇して
「行き過ぎ感」「過熱感」が意識される。
前日・前週などで価格が高値を更新しており、「そろそろピークでは?」という警戒感
投資家心理:含み益があるときは
「利益を確保したい」という心理が働きやすい(行動経済学的な傾向もあります)
マクロや外部要因の変化
(例えば金利上昇、政策変更、為替の変動など)
がきっかけとなって売りが誘発される。
実際、ニュース記事でも、直近の急騰の反動、
あるいは過熱感を理由に利益確定売りが出た、
という説明がされているケースが
よく見られます。
投資用語を少しでも理解することで、
資産の増大の助けになれば良いなぁと
思っています。
しかし、投資はそんなことで上手くいくような
甘いものではないことも事実です。
では、よい投資を。
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Weekend Inc.
The phrase "The Nikkei average fell on profit-taking selling" is a common headline/situation description used in newspapers, news reports, and securities reports.
To understand it, you need to grasp the meanings of "profit-taking selling" and "falling back."
So, good investing.
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【今日のひとこと】
「ヒーローって誰でもなれるんだ。
まだ世界が終わってないってことを
知らせるために、
少年の肩にコートをかけてあげるみたいに、
簡単で安心できることを
する人だって
ヒーローなんだよ。」
  映画監督 クリストファー・ノーラン
 
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