週末株式会社です。
「カーライルが日本KFCにTOB、
完全子会社化へ」という
ニュースが流れました。
日本KFCは、1970年に三菱商事と
米ケンタッキー・フライド・チキン・
コーポレーションの折半出資で
設立されています。
三菱商事は、2015年以降
一部保有株を手放しできました。
2023年9月末時点で、
三菱商事は、日本KFC株を
35.12%を保有する筆頭株主となっています。
米投資ファンドのカーライル・グループは、
非上場化を目的に、
日本KFCホールディングス株を
公開買い付け(TOB)で取得すると
5月20日発表しました。
買い付け価格は1株6500円で
予定総額は約950億円。
買い付け期間は21日から7月9日まで。
株価のプレミアムは同日の終値5400円に対して約20%。
さらにTOB後に、
自己株式取得で三菱商事の保有分を
取得するという。
現在の日本は、
少子高齢化や原材料価格の高騰、
消費者のライフスタイルの変化など、
厳しい事業環境にさらされています。
そこで、カーライルが持つ
経営資源や経営人材をいかして、
日本KFCの企業価値向上を目指すようです。
他の外食産業のように、
売り上げや収益が上がった時点で再上場して、
株価が買い付け価格よりの
大幅に上昇した時点で
売り抜くことになるでしょう。
この時、保有していると含み損になります。
しかし、企業価値は上昇しているので、
後々含み益下手転換していきます。
すかいらーくホールディングスも
投資会社は違えど同じような経緯でした。
では、よい投資を。
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Weekend Inc.
The Carlyle Group, a U.S. investment fund, announced on May 20 that it will acquire shares of KFC Holdings Japan through a tender offer (TOB) with the aim of taking the company private.
So, good investing.
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